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メントン → イタリア入国 → コルニリア |
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ジャン・コクトーの美術館を見てからイタリアに入る。
この美術館のオバサン2人だけ、ラテンのノリで楽しかった。
フランス、ギリギリのところで名誉挽回。
で、イタリアに入るといきなりバイクが多くなり、車の運転も荒くなる。
地中海の海岸線の呼び方もスペインではコスタ・デル・ソル、フランスではコート・ダジュール、イタリアではリビエラと変わるわけだが、イタリアのそれは高低差の激しいリアス式海岸が続き、そこに無理矢理道を通しているから、高い橋と長いトンネルだらけ。そこを、時速150qくらいで飛ばすのが多いからこちらも実に疲れる。
しかし海岸線は鳥肌が立つほど美しく、断崖の縁にへばりつく集落はどれも絵のようだ。
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戸井「あれ?この道来たんじゃない?」
田中「いや、こっちですよね?」
上田「そもそも今どこにいるんですか?」 |
やたらとトンネルが多いイタリアの高速
明暗の差が激しいから
目の疲労は半端じゃない |
そんな風景に目を奪われていたら、前輪がいきなりパンク。
この旅最初のアクシデントだが、この程度では微動だにしない私達。
宮崎は水を得た魚のようにチューブを交換し、薄井はその様子をビデオに撮り、上田は車で先行してその日の宿探し。で、私はというと、水を飲みながら下らない冗談を言って皆の邪魔をするといった次第。
パンクついでに美しい画を撮ったりして、転んでもタダでは起きない私達なのであった。
さらには、上田が見つけた宿のすばらしいこと。
しかも、その村が世界遺産に登録されていたなど、後から知ったのであった。
cornigliaという名の、小さくて美しい村の様子と、そこで生きる人々の表情については、後日、旅のドキュメンタリーや本でじっくり表したい。
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こんな素敵なロケーションでパンク修理
戸井いわく全て計算の上でのことだそうだ。ホント、ありがとうございます (>_<)ヽ |