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緩衝地帯 → ウズベキスタン入国 → ブハラ |
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緩衝地帯の砂漠の中でキャンプしてすでに2日。
今は、ウズベキスタンの首都、タシケントの外務省が発給する新しいビザを待っているところだが、それが来ないと我々はいつまでもここから脱出できず、まるでトム・ハンクスの映画のように、帰る国がなくなって空港に住むしかなくなった人のようになってしまう。
とはいえ、これはこれで中々面白い経験で、国を跨ぎ、体を張って暮らしを立てる長距離トラックドライバーたちの心意気に触れたり、公然と賄賂をせびる国境警備兵の切なさが観察出来たり、中途半端な場所にある食堂のコックたちと友達になれたりする。
そもそも、全体の日程が1週間ほど前倒しになったせいで起きたトラブルだが、ウズベキスタンのビザの有効期間がたったの20日間しかないということをうっかり忘れていたのは私のミス。
こうなったら災い転じて福と成すしかあるまい。ま、こういうことの後にはいいことが起きるのがこの世の常だが、ともかく、ビザの発給を待ってウズベキスタンに入らねば我々の旅はこの先続かない。
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拾う神、こんな所にもいらっしゃいまいた(笑)
あまりにも哀れな一行に、水シャワーやら夕飯を提供してくれた国境食堂のビッグジョンでございます |
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なんとか無事にウズベキスタンに入国
尽力してくださった皆々様、本当にありがとうございました
で、写真はブハラの旧市街を散歩した時のもの |