ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
9/11
中国・カシュガル
晴れ

 

最近には珍しく、1度も起きずに爆睡。
食堂に下りるが、北京時間になっていることを忘れていて食べ損ねる。急に2時間も時間が早まるとは、いくら何でも無理がある。こういうところにも、北京や上海中心の漢人の不遜と身勝手さが良く現れている。共産党を中心とした中央政府にとって、地の果てに生きるウイグル人やチベット人の生活習慣やライフサイクルなどどうでもいいのだ。 大体からして、この広大な国の西から東までを単一の時間帯にしてしまうなど無茶苦茶もいいところだ。

ちなみに、7月のウイグル人による暴動以来、新疆からの通信は電話もインターネットも一切出来なくなっている。
私達のは日本の電話だから日本からの電話は受けられるのだが、こちらからはかけられない。インターネットも駄目。
通信や情報を統制、管理するーーこれが、中国の現実。上海の近代的ビル群や、デジタル情報社会面に騙されてはいけない。
ま、こんな事を書いたり喋ったりする奴がいるから統制したくなるのだろうが・・・。

午後、中国の旅に同行するもう一人の重要人物、通訳兼ガイドの趙海龍(ちょう かいりゅう、42歳)が現れる。宋も趙も、凄い名前である。
趙は宋とは全く違うタイプで、まろやかで人当たりがいい。

二人ともカシュガルで生まれ育ったからウイグル人のこともよく知り、理解していて、普通の漢人とはスタンスが違う。
とても冷静で、見る目も分析力も確かなものがあり、一党独裁の無理と矛盾も、官僚社会の腐敗と堕落も、民族間の軋轢もその本質を良く心得ている。 イランの時のメヘディと同様、この男達に色々教えて貰うことになりそうだ。楽しみなことである。

・・・てな顔していたら、趙曰く、「私は法螺は吹きませんが、私が、新疆でナンバーワンのガイドであることは間違いありません」だと。

なかなか冗談も解する男と見た。
こういう男はからかい甲斐があるから、それもまたこの先の楽しみになった。

中国の旅に同行してくれるソウさん(中)とチョウさんコンビ
二人とも実に愉快で頼もしいガイドとして旅を盛り上げてくれそう

 

 
 

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Photo&Caption
Yuji Miyazaki

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