蘭州から銀川までの480キロ。
途中で寧夏回族自治区に入る。しかし回族の人達の姿は少なく、特に町で目にするのは漢人ばかり。ここいら一帯も大油田地帯だから、少数民族はどんどん追われているらしい。
明るい内に銀川に着いたのに、そこからホテルまでの僅か数キロに1時間かかる。
もう、交差点は完全に麻痺している。
信号構わず、四方から突っ込んでくるから当然そうなる。
そうなることが分かっていながら、皆それをやる。
馬鹿の群れである。
「昨日までロバ車か自転車しか知らない人間が車を持つとこうなる」とは、趙の決まり文句。交通整理の警官もなんの役にも立たず、しまいにはバイクに足を踏まれたりしている。コントの世界である。
夜、花火が上がる。
爆竹の音もあちこちで聞こえる。
明日は建国60周年の記念日。
さて、この国の権力者たちは、一体どんな顔を世界に見せようというのだろう。
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こんな大都会はウズベキスタンのタシケント以来。しかしここ蘭州の交通事情は最悪!
みなさん、もっと考えて走りましょうね、ホントに死んじゃいますよー!! |
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蘭州ほどではないにしろ、交通事情が悪いのは中国全般にいえること
とくにこの三輪車は動きが読みずらいので要注意 |