ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
10/2
銀川 → パオトウ
晴れ

 

銀川からパオトウまでの580kmを、宮崎と交替しながら走る。
すぐに甘粛省から内モンゴル自治区に入ったが、その途端、空気が臭くなった。 硫化水素だか亜鉛だかの臭いが充満していて、大きく息を吸う気にならない。歩く人もマスクをしている人が多い。
石炭を運ぶトラックが列を作り、並ぶ工場群の煙突から昇る煙が空を濁らせている。石炭、鉄鋼、石油精製、化学製品・・・・・。何を作っているんだか分からないが、ともかくトラックとコンビナートの世界。
日本のテレビでも、ここいらの経済成長と公害をテーマにした番組を放送したらしいが、成長のために自然や人の健康を犠牲にするこの国のやり方は、なにもこの地域に限ったことではない。それにしても臭い。胸が悪くなる。なるべく息をしないようにして走る。

夜になって辿り着いたパオトウは、闇に光る巨大なパチンコ屋の様な町。どうして、こうも趣味が悪いのだろう。スペインやイタリアの、小さな村が懐かしい。どちらに本当の豊かさや幸せがあるかは一目瞭然だが、生憎、この国の殆どの人は、外の世界のことを知らない。知る手立てがない。そうしておくのも政策の内なのだろうが、だとしたら明らかに愚民化政策である。

穴だらけのひどい道、出鱈目な運転、蒙古人を押しのけるような漢人達の振る舞いは相変わらず。

内蒙古自治州に入ったことを知らせる派手な料金所のゲート。ここから何度も高い通行料を支払わされることになる。 で、高い通行料金を払って走る道がこの状況。開発が急速に進む内蒙古らしいといえばそれまでなんだけど、それにしてもひどい。
大量の餃子を前に「頼みすぎちゃったかなー」と途方にくれるガイドチーム
食べ盛りの学生じゃないんだから3キロなんて無理だってば(笑)

 

 
 

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Yuji Miyazaki

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