ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
10/7
サインシャンド → チョイル
晴れ

 

朝起きて宿の窓から外を見ると、切るような風を突いて学校に行く子供達のけなげな姿。まだ10月初頭。それで、今朝の外気は3度。11月から3月までの間には零下20度、30度になることも珍しくない原野で育った子供は、一体どんな人生観を身につけるのか。ま、強くなることだけは間違いないだろう。

サインシャインドから、チョイルまでの240キロ。今日も、延々ダートロード。しかし、その殆どが平原に延びる硬い土の道で、アップダウンも少なくて昨日より走りやすい。
360度無人の原野を、2日合わせて500キロも走るとさすがに飽きる。中国の時は人の多さに辟易していたのに、今は人が恋しい。勝手なものである。

チョイルは鉄道の駅にへばりついたちっぽけな集落で、宿は3軒。その内の1泊20ドルの宿、水がもの凄い臭いで口の中に入れたくない。しかし、お湯が出るのと暖房があるのは立派。

モンゴル産のウオツカ、「チンギスハーン」を呷って空を見上げればレモンのように黄色い巨大な月。それが沈むと夜空を幾万もの星が埋め尽くし、あちこちで野犬の遠吠えが始まる。
宿の、朝昇龍を小さくして女装させたような娘は携帯電話しっぱなしである。

小さな街のホテルには当然ながら朝食なんてついていません
ということで毎朝、寒風に耐えながらこうして食事をするのです
ひとたび街を出れば道はこのとおり
時にはフカフカの砂地帯も現れたりするので片時も油断はできない

 
 

走路地図はこちらへ

Photo&Caption
Yuji Miyazaki

7月
 
1

8月
            1

9月
   
 

10月
28
29
30
31

11月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
 
Next