ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
10/11
ウランバートル → スフバートル
晴れ

 

午前6時。2日間の骨休めですっかりだらけた私を、その朝の寒さと窓の外の光景が鞭を打つ。 マイナス3度。そして、町は白銀の世界!昨夜遅くから今日未明にかけて雪が降ったのである。
ホテルのフロントマンは、「初雪です」と涼しい顔。おいおい、まだ10月中旬だぜ。日本だったら、一年で一番気持ちのいい季節じゃないかと毒づいても詮ないこと。なにしろ、ここはモンゴル。早い冬の訪れを舐めていた私が悪いのである。これから向かうシベリアの大地が凍結してしまわぬことを祈りつつ、雪に閉ざされたウランバートルを後にする。

ウランバートルで初雪
ロシアに入ったら雪も覚悟しなきゃね、なんて言ってたらここで降られました
大雪ではないけれどバイクにとっては嫌なもの

 

ウランバートルから、ロシアとの国境の町、スフバートルまでの330キロも道は良好。しかも、1600mほどの標高が600mほどまで下がってきて、若干温かくなってきた。

途中、気の良い親父に誘われて彼の食堂で温かいミルクコーヒー。丸顔の親父、この寒さで、なんと半袖のTシャツときた。彼らにとっては、この程度は寒い内に入らないのだろう。私には、モンゴルで暮らすことはとても出来ない。

その先の原野で2台のBMWを発見。無人の野っ原に座り込み、バターピーナツを塗ったパンなどにかぶりつく白人の男女二人組に声をかければ、ロンドンから出発して4ヵ月目の旅の途上とか。 この先、最終的にはウラジオストックから船で日本に渡り、日本を縦断してから再び船で故郷のオーストラリアまで帰るとのこと。これがハネムーンなのだと二人は涼しく笑う。
陽気でおしゃべりな彼女と、口数少なく、そんな彼女をしっかりサポートしている彼氏。逞しく、そして愛らしいカップルとは、この先も路上で絡み合うことになるだろう。明日の、ロシア国境での再会を約束して私達が先に出発する。
今までもそうだったが、長い旅の間には、異国のライダーとの路上での出会いが必ず幾度かあるものだ。そして、お互いに励まし合うことになる。私も、彼らから勇気と元気を貰った。

久しぶりに出会った旅ライダー
本当に久しぶりに出会った旅ライダー
夫婦でロンドンからオーストラリアまで行く途中だとか

 

 

 
 

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Photo&Caption
Yuji Miyazaki

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