ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
10/17
チタ → ネルチンスク
雪

 

朝、宿の前で出発の準備をしていると、小柄なおじさんが来て軍手をくれた。寒いから、これを使えというのだ。私のことを何処で見ていたのか知らないが、その心遣いが嬉しい。
シベリアのロシア人は、概ね2つの種類にハッキリと分かれる。
人を見下したように無愛想で没交渉な奴と、お喋りでやたら友好的な人。
これほど極端な2種類の人間たちが同居している国も珍しい。

町を出てしばらく走ると山間を縫う上りが始まり、雪が左右から迫ってきた。やはり、昨夜の雪が山の方ではかなり降っていたらしい。その内、路面も雪に被われ始めるが、スピードを落とせば走るに支障はない程度。
幸いなのは、あまりに寒く、乾燥しているために雪が粉のようでアイスバーンになっていないことである。だから、走れる。
しかし、真っ白な道を走るのは気持ちのいいものではない。

300キロ走ってネルチンスクの町へ到着。
町外れの、モーテル式の宿、1泊30ドル。隣にカフェと車の修理屋があり、中々便利。まるで、アメリカ南西部の荒野のモーテルのような風情で、私好みの環境である。寒い国の「バクダッド・カフェ」と言ったところか。

夜、冷え込む。嫌な予感がする。

チタ・レーニン広場
あまりに寒そうにしていた戸井に、「これを使いなよ」と軍手をくれたおやっさん
当然バイクには役不足なんだけど、その気持ちがうれしいじゃありませんか
チタ
予定より少しばかり早い雪に参り気味の戸井
道は完全に凍結しているので脇の路側帯をゆっくりと進むしかない

 

 
 

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Photo&Caption
Yuji Miyazaki

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