ユーラシア大陸横断行     Back Next
           
       
               
  旅日記
10/22
ベロゴルスク
晴れ

 

午前7時。昨夜のセンチメンタルな気持ちが雪を呼んだのだろうか。外は銀世界。しかも、降り方が激しくなっている。シベリアは手強い。簡単には、私達を通してはくれない。
もう1日付き合ってくれとアンドレに頼むが、どうしても今日帰ると言う。それもそのはず、来た道はもっと大変な状態になっているとテレビのニュースが報じている。早くしないと、自分が家に帰れなくなってしまうのだ。実際、西の方は交通麻痺状態になりつつあるらしい。
荒ぶる土地の真ん中にいることを思い知らされる。
バイクをトラックから降ろし、アンドレを送り出す。なんだか、彼の方が心配になってきた。私達は、この町に止まって様子を見ることにする。

大雪のベロゴルスク
安心したのもつかの間、またしても大雪。
しかもよりによってアンドレと別れるその日の朝に・・・

昼頃には雪は止み、午後には陽が出てきた。今までの地域より温度が下がらないから、雪がどんどん溶けていく。この調子で、晴れが明日まで続けばいいのだが・・・。

撮影がてら町をぶらついていた宮崎が、私服警官に職務質問される。後には彼らが宿までやって来、部屋にいた薄井もパスポートなどをチェックされる。アムール河を挟んで中国はすぐ隣。多分、いろんな奴が潜り込んで来るのだろうが、我々も中国人と間違えられたのかも。だって、こんな時にこんな所にいる日本人なんて、私が考えたって変だもの。

夜、幾度も空を見上げる。星が光っている。雪は殆ど溶けている。この天気が続けば、明日は出発できるかも。しかし、まだ油断はならない。天気ばかりは、もう神頼みである。10月のシベリアを舐めていた自分が悪いのだ。

クロネコさん

「ここまで来てるんですか、クロネコさん」
なんて調子に乗って写真とっていたら 私服警官に捕まりました。
ホントに懲りないですね、俺・・・

 

 
 

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Yuji Miyazaki

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