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ラ・セレナ
→サンティアゴ(470km) |
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午前9時出発。 ラ・セレナからは、片側二車線の有料道路。道はよく整備されており、ガソリンスタンドもカフェも立派で清潔で、まるでアメリカのフリーウェイを行くよう。
速くて安全で便利だが、沿道のもの売りや屋台に寄れなくなったのは少し淋しい。インフラが整備されると風情がなくなるのは世界共通か。

ガソリンスタンド
午後4時、首都サンティアゴの手前の料金所で、20年来のつき合いになる常川さんと待ち合わせ。彼の車に先導されて、車で混み合うサンティアゴのダウンタウンに入ってゆく。
常川さんとは、1986年の「北南米縦断」の時に初めて知り合った。以来、チリに来る時はいつもお世話になっている。その常川さんも73才。写真館をやりながら時にはコーディネーターもする、品がよくてちょっと頑固な人である。
私は常川さんが好きで、常川さんの方も、いつも私を待っていてくれる。こういう人たちが各地にいるから南米の旅は一層楽しいのである。

常川勇久(つねかわ いさく)氏と合流
午後6時、「サンタ・ルシアの丘公園」の裏手のホテル、「FORESTA」にチェックイン。サンティアゴではいつも泊まる、小さくて静かな宿。一泊30$は以前より安くなったと思ったら、アンデス側に新市街が開けて旧市街の方に人が来なくなったからとのこと。サンティアゴは、思った以上に発展しているらしい。