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サン・マルティン・デ・ロス・アンデス→エスケル(550km) |
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午前9時出発。始めの200kmを宮崎が走る。
先行きを暗示するような怪しい空・・・
アンデスから離れると雲間から太陽が顔を出すが、近づくと、また雨が降り始める。それを繰り返しながら南へ下ってゆく。
乾き切ったブッシュの原野の彼方から雪を頂いた山並みがせり上がってきた。チリ側の氷河峰の始まりである。
ガソリンスタンドで給油
午後六時半、エスケル着。人気のない寒々しい村。
左の腰あたりに嫌な感じの神経痛が走る。寒さの中での走りがジワジワ効いてきている。
寒くなるほど人の表情が重苦しくなる。パタゴニアはラテンアメリカの中でも特異な世界だ。