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ゴイアニア手前→
サン・フランシスコ・デ・ゴイアス
(150km) |
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朝から快晴。何か、いいことがありそうな予感。
気持ちいい天気の中を150km走り、「サン・フランシスコ」という名の小さな町のガソリンスタンドで給油する。すると、おとなしそうな青年が、「祭りを見に来たの?」と声をかけてきた。聞けば、この町は祭りの真っ最中だという。
すぐ隣の食堂で昼食を食べながら考え、この町に一泊することに決める。全く予定外のことだが、これが道行く旅のいいところ。
女ばかり五人ほどで切り盛りする食堂は宿もやっていて、ここに泊まるといったら大喜び。是非、是非我が町の祭りを見て行きなさいと誇らしく言う。
早速、荷を解き、町外れの広場へ。町長も大喜びで、町全体で歓迎してくれている風情。
赤組と青組とに分かれての騎馬戦は様式的なものでそれほど面白くなかったが、そこに集う様々な人間たちと出会えて楽しかった。みんな自分の町に誇りを持ち、通りすがりの私たちを心から歓迎してくれる。

祭りを楽しむ戸井

祭りで出会ったハイテク軍団
やっぱり、雨の日の次には晴れの日がくる。それを信じて、明日も走ろう。
昨日まで名前も知らなかった町の人々から元気を貰った一日。