朝からホセの連絡を待って待機。
正午になってホセより連絡が入る。
やっと保険に入ったから、これから戻る。午後3時か4時には国境に着くだろうから、合流して今日中に越境しようと言う。しかし、ブラジル側の出国手続きは5時まで。間に合うだろうか・・・。
すっかり出国の準備をし、人間の出国手続きだけすませて川べりで待機。川の向こう側が仏領ギアナだ。 ボートで戻ってくるホセを見つけたらすぐに合流し、税関の手続きをすませて川を渡ろうという算段だが、待てど暮らせどホセは現れない。結局、戻ってきたのは5時過ぎ。さすがにタフなホセも疲れた様子。
しかし改めて思うが、国境で保険に入れと言いながら、首都まで行かねばそれができないとは、一体どういう国なのだ。どんどん仏領ギアナという国に行く気が失くなってゆく。
大体からして、今時、植民地なんて地域、世界にどれ位残っているのだろう。あちこち旅してきたが、本当の植民地を旅するのは初めてかもしれないと気がつく。そういう意味では楽しみなのだが、本音を言えば、やはりあまりゾッとしない。どう考えても楽しそうでないではないか。

ほのぼのとしてきませんか?