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サン・ローラン・ドゥ・マドニー
→パラマリボ(150km) |
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午前7時に宿を出て、国境の川へ。
時間ギリギリで小さな船に乗り込む。泥色の水の川を20分ほどで渡り、スリナムへ。

未知の国、2カ国目のスリナムへ入国
昼に、首都のパラマリボ着。「ロンリープラネット」を頼りに宿を捜すが、結局見つからず、入管事務所にパンフが置いてあった「ABCホテル」という宿。1泊43$。物価がやっと普通に戻った。
パラマリボの町は、アフリカと東南アジアが一緒くたになったような所で、中国、インドネシア人、ベトナム人、ラオス、マレーシア人、インド人などのアジア系とアフリカ系黒人がごった煮のようになって行き来している。しかし危険な匂いはなく、生活感があって活気がある。「ここが自分の国だ」という空気が漂っているのだ。仏領ギアナでは、まったくそれを感じなかった。貧しくとも、やはり独立国の方がずっと人間的だ。
「ABCホテル」の主人がインドネシア人と中国人の混血で中々のやり手親父。親切な親父で、右も左も分からない私たちをインドネシア料理店へ案内してくれた。
親父の話によれば、隣国ガイアナは物騒だから気をつけろとのこと。泥棒も多いし、警官はゴロつきばかり。特に、首都のジョージタウンは本当に危ないという。
ガイアナという国については、これまで会った人が誰も良く言わなかった。
ガイアナって、一体どんな国なのだろう。