気がつくと、船の中はかなり閑散としてしまった。途中の集落で少しずつ客が下りてゆくからだ。
下りてゆく乗客たち
4日間一緒なのは、例の家族、ガイアナから来たという鶏ガラのような白人女、いつもタバコを吸っている化粧の濃いオバサン、テレビのアンテナ係の魚商人のビヤ樽オヤジ等々・・・。
みんな、ちっぽけだけどひとつしかない人生を連れて旅しているのだ。そして、いくつも人生を乗せて船は行く。
船室で日記を書く戸井
午後七時、ポルトベーリョ着。タクシーで「ホテル・セントラル」へ。1泊33$。ここだけはマナウスから予約しておいた。
船上で書いたメールを送ろうとしたが、私のノートパソコンの調子がおかしい。
宮崎のは平気なのに、どうして?