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エル・カルメン→
サン・ホセ・デ・チキートス
(280km)
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まだ暗い中を出発。昨日の調子なら、今日中にサンタ・クルスに着けると意気込んだのはいいが、しかし、やはりボリビアの道は甘くなかった。
道幅はどんどん狭くなり、路面は荒れてくる。
深い穴、シルト(沈澱土)の轍、道を横切って流れる川・・・。バイクは何とか進んでゆくが、重いトレーラーを引っ張った車はそこから突き上げられ悲鳴をあげる。スピードを出したらバラバラになりそうで、時速20〜30kmほどでしか進めない。
これでもメインルートなのです
結局、14年前と状況は大して変わっておらず、大型トラックが走るようになった分路面は荒らされ、埃で前は見えず、かえって以前より走りにくくなったくらいだ。私も、この旅で初めて深いシルトに足を取られて転倒する。
結局、この日は予定の半分の280kmしか前へ進めなかった。今日中にサンタ・クルスに着けるなどといった甘い判断を反省。やはり、ボリビアの道は一筋縄ではいかない。
サン・ホセ・デ・チキートスの集落の宿、1泊8$。
久し振りに一日中スタンディングで走ったから、内股がパンパンに張り、首から肩にかけても硬くなっている。まるでオフロードレースのようにキツい一日だった。
サン・ホセ・デ・チキートス