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バジェ・グランデ→イゲラ村→
バジェ・グランデ(120km)
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9時半から、ゲバラに最後の食事を提供した元小学校の先生にインタビュー。
1968年当時19才だった彼女は、つまり私と同い年の56才。ゲバラと出会えたことは、自分の人生で最大の出来事だったと昔を振り返ってくれた。
その後、険しい山道を2時間走ってイゲラ村へ。ゲバラが射殺されたその部屋に入り、ゲバラが最後に見た風景を自分の目で確かめる。
ゲバラが最後にいた教室 最後に何を想ったのだろう?
幾重にも重なるアンデスの山並み。その荒々しい斜面にへばりついたような、人口105人のイゲラ村。のんびりと草を食むロバ、腹這いで眠る豚、鳥のさえずり・・・。この、眠たくなるように静かで平穏な風景の中にいて、ゲバラは最後に何を想ったのだろう。
バジェ・グランデに戻り、ゲバラが30年間埋められていた場所へ。そこは発掘当時(1998年)のままの状態で保存されており、世界中から訪れた者たちの落書きで柱や壁は埋め尽くされていた。ゲバラが、世界中の人々の中で今も生き続けていることを実感する。
遺体埋葬場所 ゲバラがここに・・・