一気に3500mまで上り、次には1000m下って標高2500mのコチャバンバへ。
コチャバンバのレストランで昼食をとって出発しようとしたら、民族衣装を着てうろうろしている人々を薄井が発見。聞けば、隣町で大きな祭があるという。早速予定を変更して、コチャバンバに泊まることにする。
予想以上に大きな祭らしく、メインルートは遮断され、無数の出店の間に沢山の人々が溢れている。
各々特徴のあるチームが狭い街路を歌い踊りながら練り歩くのだが、そこに辿り着くまでが大変。激しく動くと少し息が苦しくなる。
そう、ここは標高2500m。
標高2500メートルの町で踊り狂う
演奏し、歌い踊りながら練り歩く人々のエネルギーに圧倒される。
いわゆるアンデスらしい、フォルクローレのグループ。フォルクローレよりもっとプリミティブなアウトクトナのグループ。スペイン統括時代の牧場主や農園主たちの踊りのグループ。そして、「ディアブラーダ」と呼ばれる、不気味にして華麗な仮面のグループ・・・。
感情を表に表さず、どちらかというとネクラなボリビア人のイメージがくつがえされた夜。
「ウルクピーニャ」の宴はまだまだ終わらない