南米大陸1周     Back Next
           
       
               
  旅日記

8/17

パタカマヤ→アリカ(380km)

 陽が昇るのを待って出発。パタゴニア以来の厳寒用ウエアーで身を固めるが、それでも走っていると冷気が染み込んできて寒い。川は凍っている。
 富士山頂とほぼ々標高の台地、アルティプラノを時速100kmで飛ばす。


凍った川

 午後1時、チリ入国。太平洋を望む港町、アリカまで190km。始めは巨大な岩石台地の間を下り、気がつけば巨大な砂丘群を縫って道は逆落としに下ってゆく。再びアタカマ砂漠に戻ってきたのだ。およそ100kmで、標高は4500mから海抜0mへ。


一気に駆け下りる

 目の前に荒れる太平洋を望むホテル、2人1部屋55$。シーズンオフのうら淋しいホテルだが、レストランはしっかりしている。
  魚のセビーチェと海産物スープがおいしい。それに、本当に久し振りなチリワイン。
 空気が濃いことの、なんと体に楽なことか。ワインも旨いし、タバコも旨い。空気や水によって生かされていることを、こういう時に改めて実感する。
 それにしても、アンデスは苛酷な土地だ。

 
 

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Photos by Y. Miyazaki

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